ぞうさんの独り言

趣味、仕事、気になる物を勝手にしゃべります。

レーシックする? 結論やめとけ!

 

僕の体験から思う事

とりあえずで作ったブログなんてものは当然のようにやらなくなる。

これはいつもの三日坊主、いや1日で飽きる。そもそもパソコンを打っているととても目が疲れる。2時間もパソコン作業をやっているとピントが合わなくなってくる。

アントシアニンで良くなることも無く、加齢だと諦めつつも若者に提言を投げたい。

僕はもともと近視だった。ひどい近視ではなくコンタクトや眼鏡を掛ければ1.5ぐらい。裸眼でも0.6ぐらいはあった。ただコンタクトの煩わしさや裸眼で星空を眺めたい!乙女か❓という安直な思いとその当時入っていた医療保険が適応される事をいいことにレーシック手術をすることにした。

当時はまだレーシック手術をする人もさほど多く無い状況で回りには経験者はほぼ居なかった。現在、『レーシック手術リスク』で検索するとこんな言葉が見つけられる。

2)レーシックを受けてなにかリスクはありますか??
→どのような手術でも多かれ少なかれリスクはございます。
レーシックは角膜を削って視力を矯正します。
削った角膜は元に戻す事は出来ません。
ごく稀に起きる後遺症や合併症については、早期に正しく対処すれば心配ありません。
レーシックの後遺症・合併症には、ハロー・グレア現象やドライアイなどがあります。

出典

レーシックを受けてなにかリスクはありますか?白内障にかかったら手術できないと聞きましたがほんとうですか?|レーシックQ&A|レーシックの【新宿近視クリニック】

つまりドライアイになりやすく夜ライトが眩しく感じるようになる?

まあ大丈夫でしょう。 早くに老眼になるリスクは他のサイトを見ても否定されている。そんなこんなで僕は30代にレーシックを受ける事にしたのだった。

 

病院はネットで探した。まあまあ大手(東京以外にも複数の県にクリニックを持ちレーシックをアピールする医院)を選んだ。事前の検診、説明。 ドライアイ、ハロー・グレア現象を理解しさて手術日当時を迎えた。

 

手術の日

僕が受けた眼科はレーシック大量に手術している病院だった。(病院名は伏せます。)

下記リンクで見てもらうとしてその順番は流れ作業のようだった。

出典レーシック屈折矯正手術|治療と手術|医療法人社団 医新会

問題が発生したのは3番から後だった。4番のレーザーで角膜を削る手術の前に医師から「まっすぐ前を見て下さいね。」と言われていた。当然2番の直前まで視点は真っすぐ真上のライト辺りを見ていた。しかし3番のフラップをめくった瞬間視界は水の中で目を開けた時よりもぼやけてしまったのだ。当然僕は慌て何処が正面なのかわからなくなり廻りをキョロキョロしてしまった。4番のレーザー照射はプリンターのようにマシンか勝手にやるのでストップはしてくれない。「目線を動かさないで!」という医師の声は聞こえたがあっという間に左目は終わってしまった。その次の右目は少しわかったので初めに見つけた照明を見たままぼやけたのも我慢して手術を終えた。その日の夜は左目がひりひりし朝左目の目ヤニが半端なかった。1週間程度で視力は1.2程に回復し40代に入るころまで特に苦労も無くやってこれた。

 

後悔する前にここだけ見て!

スマホの時代

40代に入る前後にアップルがスマホを世に出し当然の流れで僕も生活のスマホに依存する部分が多くなった。目に異変が出てきたのはその辺からだった。

レーシックやめた方がいい理由その1 ドライアイ

そもそもパソコンやスマホタブレットと現在の生活ではモニターを見る時間が多い。

瞬きの回数も減ると言われているが夜になると上瞼が張り付いたような酷いドライアイに悩まされている。ヒアルロン酸や胃薬の応用で開発された目薬などを試してはいるが

全く効果は無い。若い頃はなりにくいドライアイも50歳にもなるとカッサカサです。

レーシックやめた方がいい理由その2 術後の視力低下

レーシックは手術時の近視状態に合わせ角膜を削ります。つまり近視の進行が止まるような物ではありません。術後15年で当時の裸眼視力より落ちました。(0.5)

毎年新しい眼鏡を買う方が安く済む話でした。

レーシックをやめた方がいい理由その3 早期の老眼

これはレーシックを施術するクリニックでは明言されていませんが体験者の多くが語り

僕も体感している一番の厄介ごとです。40代半ばには老眼が始まり、現在は吉野家の牛丼を食べる時御飯がきちんと見えません。スマホも当然近くでは見えない状態になります。

 

まとめ 後日談

手術から数年後どうにも目の調子が悪くそもそも眼鏡時代からお世話になっていたクリニックに泣きを入れたところこんなことを言われました。

 

「レーシックをしましたか…相談して欲しかったなあ、工場長さん、レーシックはまだ数十年の歴史しか無いです。まだレーシック後の治験が短すぎますよ。眼球は変えられないんだから。角膜を削れば当然その後に弊害が出ると私は思っています。異物を目に入れるコンタクトも私はお勧めしません。」確かにいつも眼鏡を進められていた。

 

「私たち眼科医で一番多いのは眼鏡です、レーシックが目に良いモノだとしたらどうですか?眼科医がわざわざ眼鏡をかけますか?」…ですね。

 

「メガネはね年齢、状況、環境に合わせて簡単に目の補完をしてくれるんです。」

五十歳を過ぎ強度の老眼、ドライアイ、夜間の眩しさを感じながら昔の先生の言葉を思い出します。若い人、結論レーシックは無しです。